稲妻模様のスギ天板_no.4

今回はスギ板を使い、リヒテンベルク図形とレジンを組み合わせました。

スギの赤い部分(心材)を使っていますが、あえて赤いレジンを入れることによって統一感がうまれ、渋く和風な仕上がりになりました。

全体

稲妻レジン_杉棚no.4
(クリックで拡大)

ふりかえり

リヒテンベルク図形

稲妻レジン_杉棚no.4

今回はすこし控えめなリヒテンベルク図形をつくりました。製法はこちらの作品と同じです。


稲妻レジン_杉棚no.4

木が黒っぽく変色しているのは、リヒテンベルク図形を作る際に使用した重曹の影響だと思います。レジンを入れたのちに最終的に磨きますので、ここでは黒い部分を残しました。

そして、今回はなんといっても木材の反りに悩まされました。スギはとても反りやすいため、反りの修正に多くの時間を使いました。この工程でも、反りの修正を行いました。


すこし休憩

木の反りを修正するには、木材を固定してある程度の時間放置する必要があるため、その間に、真鍮製のポータブルストーブを磨きました。

svea123
『SVEA123R』

この『SVEA123R』は、50年以上かたちを変えず人気を誇り続けているロングセラーストーブで、今なお多くの愛好者がいます。無垢の真鍮なので磨くとどんどん輝きが増し、磨いていてとても楽しいです。


レジン入れ

スギの反りを修正したのち、レジンを投入。この瞬間が一番楽しいです。

今回は、赤黒いスギにあえて赤いレジンを入れてみましたが、あまりにも両者の色が近いため、このときはレジンもスギも映えない感じに。

レジンを入れた直後、「これはやってしまったかな」と少し焦りました。

稲妻レジン_杉棚no.4
稲妻レジン_杉棚no.4

細かい溝までレジンがしっかり入っていたことには安心しましたが、レジンが乾いたあと、またスギ板が反っていたため再度修正。


磨きと手直し

手直し後、スギの表面のレジンを落とすイメージで磨きました。

すると、スギの表面にムラがうまれ、良い雰囲気になりました。一安心です。

稲妻レジン_杉棚no.4

どことなく和風チックな雰囲気が感じられる風合いとなりました。

最終調整とコーティング

天板の角取りやサイズ調整などの最終調整を行い、羽衣仕上げ(ツヤ無し)を施しました。

これで飲み物がこぼれても木にしみこまず、へっちゃらです。

稲妻レジン_杉棚no.4


紆余曲折がありましたが、満足のいく作品を作ることができました。

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